組織発酵学のブログを開始しました 

Brew(ブリュー)株式会社代表の原佳弘(はらよしひろ) と申します。私は、企業の人材育成に約20年携わってきました。

これまでの研修業界は、人と組織の成長・変容を引き起こすため、“人や組織を変えること”に長らくフォーカスを当ててきました。そして、人や組織を変えるため、課題を抽出し、その解決の仕方を身に付けるという内容の研修を提供してきました。

しかし、実際にこの方法で、人や組織は変わったのでしょうか。成長や変容を遂げることはできたのでしょうか。答えは「No」と言わざるを得ません。

当社の社名のBrew(ブリュー)とは、「醸造する」という意味です。そして、この醸造に欠かせないのが、“発酵”。微生物の代謝を利用することで有用な生成物を得ることが発酵であり、日本ではこの発酵を利用してアルコール類や食品を製造してきました。

私はある時、この発酵のプロセスが、人や組織が成長・変容するプロセスと似ているということに気づきました。そして、発酵を人と組織に当てはめた「組織発酵学」を創始して、広めていくことを決意しました。

私は、この「組織発酵学」を用いることで日本企業・人材の競争力向上につながり、一人でも多くの人材が本来持っている輝きを発揮できる社会にしていきたい。

このミッションを胸に、「組織発酵学」とは何か、「組織発酵学」がなぜ必要かなどをこのブログでつづり、共感の輪を広げていきたいと思っております。