
なぜ組織と発酵なのか?

人が本当の意味で学ぶとは?

発酵していくには?
目標や課題を理解し
計画・準備して学ぶ
発酵食品を作るための
材料や環境を用意する
目的や意思を
持って始める
発酵は内から
内にある声を
すぐに予定通りに
結果にはならない
発酵中は
変化が見えない
知識として得るが
すぐ使えない(事が多い)
素材や環境の力を借りるが
すぐ発酵しない
多様な経験
現場での実践
他の学びとの融合
温度や様々な菌・中間生成物
などに任せるお陰様の世界
多様な場面から
のお陰様
観る、待つ、任せる
が必要
発酵は
寝て待つ
自分のものとして腹落ちし
成果を出せる
発酵食品など
形あるものになる
ようやく成果
が見えてくる
旨味を
引き出す
そもそも「学び」「成長」とは、正比例的な成長曲線ではない
内からおこり、目に見えず、じわじわ成果につながる=“発酵的”に起こるもの
なぜ「内から変わっていく」学びが、今の時代必要なのか?
外部から人を変えようとする「昔ながらの躾け教育」では、
組織の人材育成が行き詰まるから
人は、自分がその意味や効果、必要性、重要性などを腹落ちしてこそ
初めて理解し、実践への意欲が湧くものです。
よって「内から気づく、変わっていく」ための学びやラーニングが今の時代必要なのです。
ルール
スキル
ノウハウ

今までの
育成
外から変える
外圧的、問題解決的、一律的
きっかけ
動機づけ
環境

発酵的な
育成
内から変わっていく
内発的、未来創造的、自律的
腹落ちして気づく人は意味や重要性を理解して
臨機応変に実践していく
知識・スキル教育では、エンゲージメントという
組織の力が発揮できないから
知識教育やスキル教育は、即効性や実践性が高く、企業内人材育成では重宝されてきました。
しかし、日本企業のエンゲージメントスコアが世界最低水準にある今
目先の即効性ある知識・スキル研修だけでは、個人の働く意欲や組織の働く力に作用しておらず
本来の力を発揮できていません。
個人や組織が内にある本来持つ力を見直し、その力を再結集させていくラーニングが必要です。
今までの
育成
知識・スキル教育
個人としての武器を習得
個人のスキルは向上するが働く意味やモチベーションにはあまり寄与しない

発酵的な
育成
関係性を高める学び
個人や組織としての原点や強み、未来への想いを再認識する
内発的動機づけやチームの関係性を活用する

組織発酵学で浸透(熟成)させていく原理原則

発酵も腐敗も、捉え方次第
菌にとっては発酵も腐敗も変わらない、同じことをしている
ただ人間にとって効果があるか悪影響があるか、の違いだけ
「白黒ハッキリつけ過ぎる」
「組織にとってのしさ」という固定概念・捉え方
- 社内の風土をギスギスさせ、関係を悪くさせてないか?
- イノベーションの可能性の芽を摘んでいないか?
- 無理な抑圧がコンプライアンス違反の温床を生んでいないか?

発酵は「お陰」様の世界
発酵は、目に見えない菌が、ただただ活動しておこるもの
目に見えないお陰様の世界
「目に見える、分かりやすいものだけ」
「学びやイノベーションという、すぐに成果にならないことも」
- 目に見える分かりやすい業務活動だけで組織は回るのか?
- 縁の下の力持ちのような存在は、組織に必要ではないか?
- 育成や創造活動への投資は、本当に非効率なものなのか?

発酵は偶然の産物
納豆にしろ、発酵食品にしろ、最初は狙って作ったのではなく
偶然の産物で生まれたものが多い
(腐って失敗したと思って試したら美味しかった)
「全てが計画的に、論理的にモノゴトを進めるべきである」
「非計画的なもの、計算できないものは、受け入れない」
- 過去のイノベーション事例は、偶発的なものが多数ある
- 過去の正解不正解が役に立たないことも多々ある
- 偶発的、非計画的なものも、受け入れてみる必要はないか?
組織発酵学の実施方法
組織発酵学では、このようなサイクルで、
マインドセット(意識、捉え方)の変容から、行動変容へ繋げていきます
組織発酵学の
原理原則の理解
菌を与える
自分ゴトへの
翻訳・落とし込み
じわじわ
膨らませる
職場・生活での
実践
熟成させる
内省的(陰と陽)
フィードバック
整える
組織発酵学を導入すると
個人の変革・成長につながるための、自律人材~変革リーダー育成と
組織としての協働意識、協働体制、さらに変化対応型の組織へと発展させていくことを目指します。

主体性を持ち、自己を
確立した自律人材の育成
外部の意見や評価、コントロールできない事に執着せず、自分の価値観や選択を大切にすることを実践します。
そして、他者や組織の事も理解を深められるようになることで自律的に判断し、行動していくマインドを養成します。

変化に対応し未来を
創造する変革リーダーの育成
自分の軸を大切にしながら、外部の変化や意見を柔軟に捉え、チームや組織の進むべき未来に向かってリードする役割を理解します。
無理なポジティブシンキングではなく、陰陽踏まえた柔軟な未来創造型リーダーを養成します。

社員同士が協働し合う
エンゲージメントの高い組織
無理にメンバー同士の共通理解をさせるのではなく、違いは違い、として腹落ちさせ、陰と陽含めて「ジャッジしない」捉え方を浸透させていきます。
その上で、社員が共有する「共通言語・簡単ルール」を決めて実践していきます。

挑戦・変革を目指す
イノベーション型の組織へ
問題解決ではなく、未来創造型の思考体系・マインドや、枠外発想・リフレーミング思考などをインストールし、実践する日常習慣をつけていくことで、小さな挑戦や可能性を拾っていく組織風土のタネを撒いていきます。